院長ブログ
ひょうとあられ
(2026.05.21更新)
初夏の晴れ間が続いていた先週の半ば、雷鳴とともに空が急に黒い雲で覆われたと思ったら、激しいにわか雨になりました。出先から自転車で戻る途中だった私は、当院に着いたときにはびしょ濡れに。服が乾くのを待ちな… ▼続きを読む
川の流れと血栓
(2026.05.14更新)
先日、京都を訪ねた際、ひさしぶりに鴨川の河畔に降り立ちました。階段を降りて川岸に腰掛け、澄んだ青空の広がる初夏の陽光に包まれながら、浅瀬にのぞく石をなでるせせらぎをしばし眺めていると、青春時代を過ごし… ▼続きを読む
髪と心臓
(2026.05.07更新)
京都での大学時代、友人に誘われ、カットモデルをしていました。モデルといっても、実際には若手理容師さんの練習台で、電話がきたら理髪店へ出向き、思いのままのカットをされるのでした。ヘアスタイルに特にこだわ… ▼続きを読む
別れ霜と茶摘み
(2026.05.01更新)
立春から数えて88日目の毎年5月2日ごろを、八十八夜といいます。「夏も近づく八十八夜」と歌われますが、少し前の日中の暑さを思えば、もうすっかり夏を迎えた気もします。 88日を夜で数えるのには、月の満ち… ▼続きを読む
「ねじ式」と追悼
(2026.04.23更新)
その人を知ったのは、京都での学生時代、書店で何気なく手にした漫画雑誌でした。月刊誌の「ガロ」は、「ジャンプ」「マガジン」「サンデー」といった小中学生のころに読みあさった週刊誌とは、明らかに趣を異にして… ▼続きを読む
常緑樹と循環する血液
(2026.04.16更新)
当院の正面玄関には、2本の常緑樹が植えてあります。当地で開院以来、1年を通じて豊かな緑で患者さんをお出迎えしています。私自身、夏にはたくさんのセミたちが憩うこの木々を、とても気に入っています。ただ、毎… ▼続きを読む
悪心とキツネの手袋
(2026.04.09更新)
医の世界に身を置くようになって間もないころ、悪心(おしん)という言葉を知りました。悪い心って、何か健康によくないことを企んだりすることなんだろうかなどとも思えますが、実際には、吐き気のことをいいます。… ▼続きを読む
落研の思い出と居心地のいい場所
(2026.04.02更新)
高校卒業後、1年の浪人生活を経て大学合格が決まったとき、受験生活からの解放感とともに、心機一転「何でも挑戦してみたい」との思いから、いろんなクラブやサークルの門戸をたたきました。 その1つに、落語研究… ▼続きを読む
ピンピンコロリと理想的な死
(2026.03.26更新)
「死ぬときにはコロリといきたいね」。患者さんから、そうお聞きすることがあります。これに関連して、ピンピンコロリという表現を耳にします。これは、最後まで病気に苦しむことなく、元気な状態で死を迎えることを… ▼続きを読む
白い家と青い町、そして、タジン
(2026.03.19更新)
モロッコを旅したのは、勤務医生活を終えて当院を継承するまでの、束の間の充電期間でのことでした。バックパックを背負って、旅程を決めず、気に入った町があれば、そこで宿を探す。そんな旅のスタイルは、学生時代… ▼続きを読む
