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消毒と除菌

[2021.12.02]

長引く新型コロナ禍を生きる私たちにとって、消毒スプレーや除菌シートといった製品が、日常生活の必需品となってきました。そんな中、たとえば、消毒、無菌、滅菌、殺菌、静菌、除菌、抗菌といった言葉をよくみかけますが、それぞれ意味が異なるのをご存じですか。このうち、消毒と除菌の違いについて、厚生労働省ホームページの情報をもとに、考えてみましょう。

消毒とは、菌やウイルスを無毒化することをいいます。製品に消毒と記されている場合、それが、法律に基づき、厚生労働大臣が、品質、有効性、安全性を確認した、医薬品または医薬部外品であることがわかります。一方、除菌とは、菌やウイルスの数を減らすことを指します。医薬品または医薬部外品以外の製品に表記されることが多いようです。

ただし、消毒剤であっても、除菌剤であっても、すべての菌やウイルスに効果があるわけではないことに注意が必要です。同省ホームページには、手や指に付着したウイルスに対しては、水で洗い流すことが最も重要であると記載されています。冬を迎え、蛇口から流れる水が一層冷たく感じられますが、身も心もキリッと引き締めるつもりで、しっかり手を洗いましょう。

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