メニュー

かき氷と頭痛

[2023.08.17]

町でかき氷ののぼり旗をみかけると、それだけで涼しさを感じます。かき氷は、アイスクリームよりも体温を下げる効果が高いともされ、夏を代表する甘味です。

かき氷の歴史は古く、平安時代中期の随筆「枕草子」には、「削り氷」という表現で登場し、あてなるもの、つまり、上品なものの1つとして書かれています。甘葛(あまずら)という黄金色の汁をかけ、金属製の小椀に盛りつけて食べる削り氷は、当時の人たちにとって、贅沢品であったに違いありません。

ところで、かき氷など冷たいものを食べるとき、キーンとした頭痛を感じたことはありませんか。原因の1つとして、冷たさが顔の感覚を脳に伝える三叉神経を刺激し、これを脳が冷たさでなく痛みと勘違いするためといわれています。また、冷たさに対し、血流を増やして体をあたためようとする力が働き、それによる血管拡張が頭痛を起こさせるという説もあります。

対処法として、まず、ゆっくり食べること。また、額を冷やしてみるのもいいようです。もしかしたら、清少納言も、かき氷を食べたときに頭痛を感じていたかもしれません。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME