健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく過ごすことのできる期間をいいます。

「健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料」によると、現在の平均寿命は、男性が79.55歳、女性が86.30歳です。一方、健康寿命は、男性が70.42歳、女性が73.62歳とされ、男女ともに、平均寿命と健康寿命に10歳程度の差があることになります。つまり、人生最後の10年間、自由な生活を送ることが困難な現状が示唆されます。

老後には、おいしいものをおいしく食べ、行きたいところへ行き、楽しい毎日を送りたい。そのためには、若いころからのちょっとした健康への意識が、とても大切なのかもしれません。

当院では、患者さん1人ひとりの生活スタイルに合った食事や運動指導を推進しています。ともに「健康で長生き」を目指し、実現しましょう。