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塩分と早朝高血圧

[2024.05.23]

塩分は、血圧に大きな影響を与えます。特に、朝起きて1時間以内に測定した血圧が高くなる原因として、よく知られています。では、なぜ塩の摂り過ぎが早朝高血圧に関係するのでしょうか。

塩は、浸透圧により体内に水分を引き込みます。そのため、塩分摂取が過剰になると、その分体液が貯留することになります。これが夜間や早朝の血圧を上昇させるからです。

早朝高血圧は、心臓や脳の血管にダメージを与え、心筋梗塞や脳卒中を起こしやすくします。また、腎臓の病気にも関係するといわれています。そのため、日中の血圧以上に適切な管理が必要になります。

早朝高血圧に影響を及ぼすものとして、塩分以外に、喫煙やストレスがあげられます。早朝高血圧のコントロールには、お薬による治療より、まず生活習慣の見直しが大切です。ちなみに、過剰な塩分や喫煙は、しわやたるみの原因にもなり、老化を促進させます。

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