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インフルエンザウイルスとインフルエンザ菌

[2018.12.28]

年の瀬です。強い寒波とともに、インフルエンザも流行期に入ったようです。

インフルエンザの予防接種を受けられた方も多いと思います。ただし、油断は禁物です。インフルエンザワクチン接種は、実は、発症の予防効果には乏しく、重症化予防の効果が主とされます。また、6歳未満の子どもがいる家庭の場合、子どもが最初にインフルエンザにかかると、家族内発症が増えるとの報告もあります。

ところで、いわゆる「インフルエンザ」という場合、インフルエンザウイルスによる急性感染をさしますが、それとは別に、インフルエンザ菌というものが存在するのをご存じですか。

インフルエンザ菌は、ウイルスとは異なり、パスツレラ科ヘモフィルス属の細菌で、インフルエンザウイルス感染後にかかる二次性肺炎の原因菌として知られています。「インフルエンザの熱が下がった後も、体調が悪い」といった場合、要注意です。

 

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