薄口と濃口
[2019.06.21]
先日、学会出席のため、香川県を訪ねました。同県は讃岐うどんで有名ですが、観光マップに掲載されたうどん店の、予想以上の多さに驚きました。学会会場近くの店でいただいた醤油うどんは、出汁醤油をかけていただくシンプルなメニューですが、コシのしっかりとした麺そのもののおいしさを十分堪能することができました。
さて、醤油といえば、薄口と濃口がありますが、どちらがより塩分が多いかご存じですか。名称のイメージからは、濃口のほうが高塩分だろうと想像してしまいがちです。しかし、実際には、薄口醤油のほうが、濃口醤油よりも塩分濃度が高いのです。ちなみに、薄口とは、色の薄さをあらわしているようです。また、薄口にも、濃口にも、それぞれに適した調理法があります。
減塩は、血圧管理の基本です。醤油を使う際、その中に含まれる塩分に、ちょっぴり思いをはせてみませんか。