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内臓脂肪と皮下脂肪

[2021.07.01]

メタボリックシンドロームは、高血糖や脂質異常、高血圧といった心血管疾患の危険因子が重複した病態をいいます。判定基準のひとつにお腹まわりのサイズがあり、男性で85cm以上、女性で90cm以上が該当します。これは、内臓脂肪面積100cm2以上に相当するとされています。

内臓脂肪は、主に腸など内臓のまわりにたまる脂肪をいい、中高年の男性に多いといわれています。女性に多く、皮膚の上からつまむことのできる皮下脂肪と比べ、心筋梗塞や脳梗塞といった動脈硬化による病気を起こしやすいとされ、特に、お腹がポッコリと出ているような体型の方は、要注意です。

内臓脂肪と皮下脂肪のいずれも、食生活や運動習慣による改善を期待できます。たとえば、野菜中心の具だくさんメニューを多く取り入れたり、仕事の休憩中やお風呂の湯が沸くまでといった、いわゆるすきま時間に、歩いたりストレッチをしたりといった取り組みがお勧めです。

内臓脂肪を減らすことは、メタボリックシンドロームの改善につながります。また、皮下脂肪の減少で、腰や膝への負担軽減も期待できます。はじめてみませんか、いま、そして未来の健康のために。

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