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エビのしっぽ食べる派と食べない派

[2024.09.19]

エビのしっぽ、あなたは食べる派ですか、それとも、食べない派ですか。

あるアンケート調査によると、食べる派が食べない派よりやや多かったようです。食べる派の理由として「香ばしくておいしい」「栄養がとれる」「もったいない」、一方、食べない派の理由として「もともと食べるものと思っていない」「食感が苦手」「汚い」などがあげられていました。

エビのしっぽは、カルシウムを多く含みます。また、体内では生成できない良質なタンパク質の宝庫ともいわれています。火を通すことで、抗酸化作用も獲得し、酸化ストレスを減らす効果を期待できます。

一方、しっぽには、水分と一緒に汚れが混ざっていることがあります。そのため、調理の際に適切な下処理をしないと、不衛生な状態が懸念されます。

エビのしっぽといえば、いつも、幼いころに読んだ絵本「スパゲッティがたべたいよう」(角野栄子作、佐々木洋子絵、ポプラ社)を思い出します。レストランで、おばけのアッチがごちそうを横取りする場面での、こんな記述。「ピラフだったらグリーンピース。えびフライだったら、かりかりしたしっぽ。フルーツポンチだったら、さくらんぼ。コーヒーだったらはじめのひとくち。カステラだったら、下のちゃいろいベタベタしたところ」。あれ、エビのしっぽっておいしいんだ、試しに食べてみようってなったのが、私がエビのしっぽ食べる派になったきっかけです。

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