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プラモデルと認知症予防

[2025.02.20]

小学生のころ、小遣いをためては、自転車で坂の上の模型店に通っていました。お目当ては、「ガンプラ」。テレビアニメシリーズの機動戦士ガンダムに登場する、モビルスーツと呼ばれる人型兵器たちのプラモデルです。接着部位をヤスリで削ったり、お気に入りのカラーで塗ったりしながら、仲間たちと出来映えを競い合って、楽しんでいました。

通っていた模型店は、世の趨勢でしょうか、残念ながら随分前になくなったようです。ただ、いまも時々、当時のように時間を忘れるほど夢中になってガンプラを組み立ててみたいと思うことがあります。

さて、プラモデル製作については、さまざまなよい効果が報告されています。たとえば、集中力や空間認識能力、最後までやり抜く力などが培われるといわれています。特に、深い集中状態にあるとき、Fmθという脳波が出るといい、それが人に心地いいと感じさせるようです。

また、最近では、認知症予防としてのプラモデル製作効果に期待する声もあります。説明書の内容を理解しながら、指先を使って細かい部品を組み合わせる作業は、たしかに脳のトレーニングに適しているといえそうです。

お子さんやお孫さんとおもちゃ屋でプラモデル探し、きっと素敵な時間になるでしょう。

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