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ZINEとLINE

[2025.04.10]

ジンと聞いて、まず思い浮かべるのは、お酒です。ジンライムやジントニックなどカクテルのベースとして使われることが多く、透明で辛口のドライ・ジンが有名です。

一方、最近、ZINEと書いてジンと読む言葉があることを知りました。英語のmagazineまたはfanzineの略で、個人または少人数が営利目的でなく発行した出版物のことをいうのだそうです。商業ベースの書籍とは異なるため、制作者自らの思想や主張が強く反映された内容のものが多いのが特徴です。近年、ZINE専門店やZINEのコーナーを設ける書店も登場し始めたようです。院長ブログをまとめて自費出版した拙著「記者のち医者の健康歳時記」も、広い意味でのZINEになるでしょうか。

さて、ZINEと似た言葉に、LINEがあります。LINEは、いまや代表的なネットコミュニケーションツールといってもいいでしょう。企業のキャンペーンに応募しようとすると、条件として「LINEでお友達登録を」との記載をよく目にします。試しに登録してみると、広告を含むメッセージが度々送られてくるようになりました。

知りたい、読みたい情報は、自分が望むときに、自ら求めて手にしたい。LINEと1文字違いのZINEは、そんな思いを満たしてくれる、昔ながらだけれどもなんだか新鮮に感じる紙媒体です。

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