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骨格筋とアミノ酸

[2018.12.06]

この時期、湘南国際マラソン大会10kmの部に参加するのが、楽しみのひとつです。今年も、潮風を感じながら、湘南海岸沿いの西湘バイパスを走ってきました。

ランニングは、全身の筋肉をフル回転させます。体を構成する筋肉のうち、骨格筋は、体重の約40%を占め、アミノ酸の貯蔵庫ともいわれます。筋蛋白質を維持するのにあたり、特に、分枝鎖アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)栄養の重要性が指摘されています。

運動前、特に運動の直前に、分枝鎖アミノ酸を摂取すると、運動後に摂取するより、2倍以上蛋白合成が進み、筋肉を維持する効果があるとの報告があります。

骨格筋の機能を保つことは、加齢とともに筋力や活動が低下し虚弱となる状態、つまり、フレイルを予防する、大きな一助になります。適度な運動習慣があり、その効果を更に高めたい方、アミノ酸摂取にひと工夫を加えてみるのはいかがですか。

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