メニュー

血圧を下げるおくすりの継続と卒業

[2022.06.09]

厚生労働省の調査によると、国内の高血圧患者数は、約4,300万人と推測されています。20歳以上でいえば、2人に1人は高血圧となるわけです。同省が提供している生活習慣予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」では、もし、高血圧を完全に予防できれば、年間10万人以上の人が死亡せずにすむと推計されると記載されています。

血圧を下げるおくすりを使うことは、高血圧に対する有効な治療法のひとつです。国内で処方可能なものだけでも、その数は100を超え、それぞれに特徴があり、高血圧治療ガイドラインや基礎疾患の評価に沿った、適切なおくすりの選択が大切です。

一方、血圧管理の柱となるのは、生活習慣の修正です。当院では、処方するおくすりをできる限り絞った上で、減塩や運動、禁煙、節酒といった指導を、患者さんそれぞれの生活スタイルにあわせて実践しています。たとえば、ウオーキングを習慣づけたり、飲酒をやめたりすることのできた患者さんの中には、おくすりから卒業できた方も、少なからずいらっしゃいます。

血圧を下げるおくすりを飲み始めたら、一生続けなければならないと思っておられる方も多いようです。しかし、そんなことはありません。ただ、おくすりの力を借りることが大切な期間もあります。専門的な管理のもとで、適切なおくすりの使用を継続しつつ、できるところから生活習慣の改善に取り組んでみましょう。いつか、おくすりから卒業できる日を目指して。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME