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フライドポテトと牛丼

[2019.02.04]

コレステロール異常のうち、食後の中性脂肪高値は、動脈硬化を促進し、多くの心血管系の病気に影響を与えるといわれています。

血中での中性脂肪値は、食後6時間後にピークを迎えるとの報告があり、これは、次の食事のタイミングと重なります。つまり、多くの人が、日中の大部分を、中性脂肪高値の状態で過ごしていることになります。そのため、食後中性脂肪の上昇を抑えることが大切です。

高カロリー食を控えるなどの食生活改善は、食後中性脂肪血症の予防または改善につながります。たとえば、某ハンバーガーチェーン店のセットメニューは、約1,000キロカロリーのエネルギー量とされます。特に、セットメニューに含まれるフライドポテトの大サイズは、それだけで牛丼並盛とほぼ同カロリー(約570キロカロリー)です。

いずれもおいしい人気食ですが、同時に食べないなどのひと工夫が、健康寿命をのばす一助となります。

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