メニュー

ナトリウムと食塩相当量

[2021.03.18]

血圧管理の軸として、減塩があります。日本高血圧学会は、1日6g未満の食塩摂取制限を推奨しています。塩分を摂り過ぎると、血圧が高くなり、心筋梗塞や脳梗塞、認知症といった病気を起こしやすくなります。また、しわやたるみの原因になるともいわれています。

当院では、高血圧症の患者さんに対する治療として、お薬だけでなく、減塩など生活習慣改善指導を、積極的に取り入れています。減塩対策のひとつとして、まず食品に含まれる食塩相当量を知ることが大切です。

スーパーなどで買い物をする際、栄養成分表示を目にします。この表示の中に、ナトリウムという記載があり、これから、食塩相当量を計算することができます。つまり、ナトリウム(mg)×2.54÷1,000=食塩相当量(g)と評価できるのです。たとえば、ナトリウム2,000mgと記載されていれば、食塩相当量は約5.1gとなります。

このように意識して生活してみると、普段、予想以上に塩分を摂取していることに気づく方も多いかもしれません。携帯電話やスマートフォンの電卓機能を、上手に活用してみてください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME