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たけのことおいしい効果

[2021.03.25]

春の訪れを感じさせる食材はあまたありますが、たけのこもそのひとつで、春野菜の代名詞ともいえます。北九州市小倉南区で採取される合馬のたけのこなどは、高級な孟宗竹として有名です。同市に住んでいたころ、一度は味わってみたいと、この時期、スーパーや料理店で探してみたことがありますが、特に初物は、そのほとんどが関西方面に出荷され、地元では出回らないと聞き、残念な思いをしたことがあります。

さて、炊き込みご飯や煮物などの和食をはじめ、洋食や中華料理などにも幅広く用いられるたけのこには、豊富な栄養が含まれています。循環器の分野でいえば、たとえば、血圧やコレステロール値上昇に対する抑制効果があるとされています。また、低カロリーで、食物線維を多く含み、ダイエットや便秘改善にも有効と考えられています。

シャキシャキとした歯ざわりと土の香りを感じながら味わうことのできるたけのこは、このように、健康面でもおいしい効果を期待できます。ただ、食べ過ぎには注意です。たとえば、灰汁(あく)やえぐみの成分であるシュウ酸の過量摂取は、結石や肌あれの原因になることがあります。

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