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果糖と血糖

[2019.08.09]

暑い季節になると、無性に果物を食べたくなることがあります。甘くて瑞々しいスイカなどは、夏のイメージとも重なります。

ところで、患者さんから、果物の糖分は体にいいかとの質問をいただくことがあります。特に、糖尿病治療中の患者さんにとっては、どのぐらいまでなら食べていいのか、気になるかもしれません。

糖尿病の診断や治療効果判定に用いられる血糖値は、血液中の糖分のうち、グルコースの濃度を指します。果物に含まれる果糖(フルクトースともいいます)は、グルコースとは異なることから、果物をたくさん食べても、血糖値自体は上がりません。

しかし、果物だったらいくら食べても大丈夫との考えは間違いです。たしかに、果物に含まれるビタミン類などは、体にいい影響をもたらします。一方、果糖は、摂り過ぎると、血中の中性脂肪値を高めたり、脂肪肝の原因になったりと、糖尿病などメタボリックシンドロームにかかわる病気を治療中の患者さんに、悪い影響をもたらすことがあります。

果物の摂取も、程々に、バランスよく、というのが大切です。

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