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ハーメルンの思い出とネズミ

[2020.01.03]

学生時代、バックパックを背負って世界各地を旅しました。そのひとつ、ドイツのハーメルンという町は、笛吹き男の童話で知られています。13世紀、この町にネズミが大繁殖し、人々は感染症に悩まされていたことから、この物語が伝えられたとされています。実際に、町を訪ねると、高い石壁がまるで迷路のように張り巡らされ、ひとたび感染症が発生すると、その被害がたちまちまん延しそうな印象を受けました。日が暮れて、薄暗がりの町を歩くと、街灯で壁に映し出された自身の影が、不気味にも感じました。

さて、今年の干支は、子(ネズミ)です。ネズミは、現代社会において、害獣として駆除の対象になるなど、嫌われもののイメージがあります。一方、干支としての子は、元々、新しい生命が種子の中に萌芽しはじめる状態を表し、後世になって、子という文字に動物としてのネズミがあてられたとされています。こうした由来に思いをはせると、希望に満ちた1年になりそうな予感がしてきます。

寒さの厳しい季節です。笛吹き男に頼らなくてもすむよう、日ごろから、うがいや手洗い、マスク着用といった感染対策をこころがけ、さらに健康で素敵な1年にしていきましょう。

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