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院長ブログ

柿としゃっくり(2022.11.10更新)

柿のおいしい季節です。先日、柿の実を使ったグラタンをいただきました。ねっとりとした甘みがクリームにほどよく溶け込み、お酒にもよく合う一品でした。

「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」とは、俳人である正岡子規の代表作です。ここに登場する柿は、奈良県御所市原産の甘柿と考えられています。ちなみに、この句は、子規が病を患いながら奈良を訪ねたときの作で、当時親交があり、療養中の世話もしてくれた、夏目漱石への御礼を込めて、漱石の句「鐘つけば銀杏ちるなり建長寺」に対して詠まれたものといわれています。

さて、医療の世界で柿といえば、柿蔕湯(していとう)を思い浮かべます。柿蔕とは、柿のヘタのことで、しゃっくりに対する効能があります。しゃっくりは、横隔膜の痙攣によって生じますが、胃の冷えなども原因の1つではないかといわれています。柿蔕湯には、胃を温める力があるとされ、止まらないしゃっくりに不思議と効くのです。

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