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院長ブログ

パルスオキシメーターのからくりと落とし穴(2021.09.02更新)

パルスオキシメーターは、指先を挟み込むだけで、脈拍数を記録できるほか、本来動脈からの採血で実測される血中酸素濃度を簡単に推定できる、クリップ型の小型医療機器です。自宅や職場でも、呼吸状態をリアルタイムに知ることができるため、健康志向の高まりや新型コロナ禍をきっかけに、最近、社会的な認知度が一気に高まりました。

この機器は、日本の技術者によって開発されました。動脈血中で酸素と結びついたヘモグロビンの赤色をセンサーで捉え、赤色の度合いから、酸素飽和度を推算するというのがからくりです。当院を含む多くの医療機関でも、汎用されています。

ただ、測定の原理上、ときに、本来の数値が表示されない場合があり、落とし穴となりえます。たとえば、他の電子機器からの電磁や、末梢循環不全、高度の貧血などにより、実際とはかけ離れた数値になることがあります。また、爪に塗ったマニキュアや、指先の荒れによっても、影響を受けます。評価に迷う際には、かかりつけ医に相談してみることをお勧めします。

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