宇部市や北九州市に住んでいたころ、地理的な利便性から、東京方面へ出張する際の移動手段として、新幹線より飛行機のほうを多く利用していました。到着先の羽田空港は、そのひといきれで、地方出身者にとって、最初に都会の洗礼を受ける場所でした。

さて、飛行機に乗る際には、必ず手荷物検査を受けなければなりません。悪いことをしたわけではないのに取り調べを受けるようで、決して気持ちのいいものではありませんが、安全な空の旅には欠かせない手続きです。

ところで、手荷物検査に関連して、普段使っているお薬を機内に持ち込めるかどうか心配という方はいらっしゃいませんか。医薬品については、原則、機内への持ち込み可能です。ラベルやパッケージのないお薬についても可能ですが、処方箋の写しや診断書を携帯しておくと、よりスムーズに対応してもらえるようです。

なお、国内線に限らず国際線でも同様ですが、渡航先によっては、医師の作成した英文による証明書などの提示が必要な場合もあります。不安な方は、利用する航空会社で確認してみるとよいでしょう。