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花粉とヨーグルト

[2026.02.05]

花粉症の季節がやってきました。2022年に環境省が報告したデータでは、2019年時点での有病率は42.5%で、2008年の29.8%と比べ大幅に増加しており、いまや総人口の半数が花粉症であると予想されています。花粉情報協会などが予測した今シーズンの山口県での花粉飛散数は、現時点で、前シーズンより少ないものの、2016から2025年までの平均値より多いと発表されています。

循環器内科を標榜している当院でも、毎年この時期だけ、花粉症の相談で受診される患者さんが少なからずいらっしゃいます。定期通院中の患者さんにも花粉症の方がたくさんおられますが、最近、「ヨーグルトを食べるようにしたら、花粉症がなくなった」との声を数人の方からお聞きし、興味深く調べてみました。

すると、ヨーグルトが花粉症に有効であるようだという報告を複数みつけました。花粉症は、過剰な免疫反応によるアレルギーの病気ですが、腸内細菌を整えることで体全体の免疫バランスが保たれ、アレルギー症状が改善するというのです。きっと、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境によい影響を及ぼすためでしょう。しかし、その効果には個人差があり、また、ヨーグルトを食べるとおなかを壊す方もおられるように、花粉症の患者さん全員にヨーグルトが勧められるわけではありません。

いずれにせよ、花粉症はつらいものです。また、腸内環境を整えるのは、一朝一夕では叶いません。いまのつらい症状に対し、症状や生活スタイルにあったお薬を使うのは、悪いことではありません。ムズムズする花粉の季節を乗り越え、爽やかな春を迎えましょう。

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