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目標歩数と病気のリスク

[2025.09.18]

1日7千歩以上ウオーキングする人は、2千歩程度の人と比べて、心血管疾患による死亡リスクが47%低下する。最近、オーストラリアの研究者らが、そんなデータを医学雑誌に報告しました。

「エッ、1万歩でなくてもいいの」。そう思われた方も少なくないでしょう。現在、厚生労働省が推進している健康日本21の第三次計画が進行中ですが、その中で、健康寿命の延伸や健康格差の縮小を目的とした、成人における1日あたりの目標歩数は、64歳までで8千歩、65歳以上で6千歩と示されています。その意味においても、何がなんでも毎日1万歩でなければならないというわけではなさそうです。ちなみに、ある一定の歩数を超えると、運動効果は横ばいになると主張する研究者もいるようです。

では、すべての人の健康が7千歩で担保されるのかといえば、それは間違いです。7千歩は健康な方において、今後起こりうる病気の発症リスクを下げるための目標歩数です。

すでに高血圧症や2型糖尿病にかかっている患者さんでは、1日8千歩を超えたあたりから重症化リスクの低下がみられるとの報告があります。また、軽症の脳梗塞患者さんにおいて、1日6千歩以上のウオーキングが再発予防につながったとするデータも、国内の研究で示されています。

「ウオーキングがいいのはわかるけれど、まだ暑い日が続いているし、あまり外を歩きたくない」。そんな方は、スーパーマーケットなど冷房の効いた屋内で歩いてみませんか。それも躊躇われる場合、自宅で椅子に腰掛けて、テレビ番組でもみながら足踏みしてみませんか。自身の目標歩数を教えてほしい。そんなときには、いつでも当院へご相談を。

 

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