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男性ホルモンとメタボリックシンドローム

[2018.11.12]

スポーツで強豪チームと対戦の際、アウェイではいつも敗れるのに、ホームになると神がかり的な力を発揮し、勝利することがあります。

もちろん、普段からの鍛錬で技術を磨くことがもっとも大切ですが、実力を十分に発揮することのできる一因として、男性ホルモンが関与しているとの報告があります。

ある研究で、サッカー選手の唾液を検査したところ、唾液中に含まれる、男性ホルモンのひとつ、テストステロンが、アウェイよりホームの試合で多く分泌されていたそうです。テストステロンは、脳や筋肉を標的臓器としますので、確かに理に適います。

ところで、テストステロンが低下すると、内臓脂肪の蓄積や耐糖能異常、高血圧、コレステロール異常などを生じやすくなり、動脈硬化性病変を引き起こすともいわれます。男性ホルモンとメタボリックシンドローム、実は深い関わりをもっているのです。

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