寒暖差と熱型
[2026.02.12]
朝晩は寒さ厳しいけれど、日中は穏やかな陽気に暖かさすら感じる。これを私たちは、寒暖差と表現します。もちろん、冬の暖かさと夏の暑さを比べるまでもなく、いま時分の外出時には、やはり厚手の上着を手放せません。ただ、コートの襟を立てながらも、寒暖差のある日には、春の訪れを予感させます。
一方、風邪をひいて熱が出やすいのも、寒暖差のあるこの時期です。ところで、熱の出方にも、さまざまな分類があるのをご存じですか。
たとえば、冬から春にかけての寒暖差と似たイメージなのは、弛張熱です。これは、1日のうちで体温差が1℃以上あり、最低体温が37℃以上の熱型をいいます。敗血症や膠原病などが原因となり起こります。また、弛張熱と同じく1日に1℃以上の体温差があるものの、最低体温が37℃未満になる場合を間欠熱といい、マラリアなどでみられます。ほか、稽留熱、回帰熱、周期熱、波状熱などがあり、熱型によって原因となる病気を推理していくことができます。
日々の寒暖差に加えて三寒四温の候、いつもより少しばかり体温も意識してみませんか。
