メニュー

体温計と温度計

[2025.10.16]

早くもインフルエンザウイルス感染の流行シーズンに入りました。昨年度と比較し、1か月程度早いシーズン入りです。当院でも、例年より早くワクチン接種を開始しました。

発熱は、インフルエンザウイルスによる主な感染症状です。新型コロナ禍以降、普段から定期的に検温しているという方もいらっしゃるでしょう。

さて、その検温に使う体温計、ひと昔前には、腋(わき)にはさんで計測するタイプがほとんどでしたが、最近では、直接肌に触れず、額に機器を近づけて測る非接触型が増えています。新型コロナウイルス感染症が報告されて間もないころ、接触型に比べて感染拡大リスクが少ないと、購入希望者が一気に増え、市場で品薄になったことがあります。

そんな中、インターネット通販のホームページを見てみると、在庫ありで、しかも格安で売られているではありませんか。しかし、説明文をよくみると「体温計」ではなく「温度計」と記載されていました。

非接触型の体温計と温度計、形状はとてもよく似ていますが、実は似て非なるものです。体温計が、国内の医療機器認証を受けており、深部体温の評価も可能であるのに対し、温度計は、医療機器ではなく、額の表面温度のみを測定するため、室温などの影響を受けやすく、本来の体温と誤差が生じることがあります。ただ、安価で手に入りやすく、本来、物の検温など体温測定以外の目的で使用されます。

体温計を購入する際には、商品説明をきちんと確認することをお勧めします。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME