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アトムと午年

[2026.01.03]

鉄腕アトムは、10万馬力だ。幼いころ、10万馬力ってなんとなくすごいんだろうなと感じていましたが、はて、具体的にどのぐらいの力なのでしょうか。

そもそも馬力とは、仕事率をあらわす単位で、75kgの物を1秒間に1メートル動かすことができれば、1馬力になります。ちなみに、馬=1馬力というのは一概にはいえず、競走馬などでは、3-4馬力は発揮できるといわれています。

さて、人や物を運ぶ乗り物を馬力でみてみましょう。たとえば、軽自動車は、約60馬力、新幹線は、2万3千-2万4千馬力です。そこそこの荷物を載せても坂道を走りきることのできる軽自動車でこのぐらいなのですから、10万馬力というのがとてつもないパワーなんだということがうかがえます。現存する乗り物のうち、10万馬力に近いのがジャンボジェット機で、約12万馬力とされています。小柄なアトムは、巨大なジャンボジェット機に及ぶほどの仕事能力を有しているというわけです。

ところで、私たち人間の馬力はどうでしょうか。大人が継続して発揮できる仕事率は、せいぜい0.2-0.3馬力とされており、1馬力にも及びません。しかし、緊急時など瞬間的には、1馬力以上の力を発揮することができるともいわれています。

今年は、午(うま)年。アトムには到底及ばないにしても、患者さんの重荷をともに背負っていけるだけの馬力をもって、ときには1馬力以上のパワーで踏ん張りつつ、臨床の最前線における一石でい続けられるよう、決意を新たにしたいと思います。

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