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ふぐざくとふぐの子ぬか漬け

[2025.11.27]

スーパーマーケットの鮮魚コーナーにふぐ刺しのパックが並んでいる光景を県外出身の人たちに伝えると、みな一様に驚きます。ふぐと言えば高級魚のイメージが強いためです。もちろん天然のとらふぐなどは、私たちにとっても滅多に食べられるものではありませんが、普段の食卓でも味わえる比較的安価な種類もあり、山口県民にとってなじみ深い食材です。

ふぐといえば山口を連想する方が多いですが、県外でも、ふぐを使った独特な郷土料理が根づいている地域があります。愛媛県新居浜市では、細切れにしたふぐの皮や白身をカワハギの肝とともにお椀に盛った、ふぐざくという料理があり、食べたことがあります。ポン酢をかけてほおばると、シャクシャクとした味わいにお酒がすすみました。

また、石川県を中心とした地域では、ふぐの卵巣を、塩、ぬか、酒粕で漬け込んだ、ふぐの子ぬか漬けが有名です。通常、ふぐの内臓には毒があるので、食べることを禁じられています。しかし、江戸時代から受け継いだ製法により、なぜか解毒されるのだそうです。

発酵食品であるぬか漬けには、乳酸菌やビタミン類が多く含まれ、腸内環境を整えたり免疫力を高めたりする効果を期待できます。一方、塩分が多いため、血圧管理の面では、適量以上の摂取に要注意です。

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