診療方針
循環器専門医の立場から、みなさんの「健康で長生き」を支えるお手伝いをし、頼りになるかかりつけ医として安心して受診していただけることが、当院の診療方針であり、目標です。
当院では、十分な医療面接(問診)および身体診察により、循環器専門医の視点から丁寧に情報収集し、無駄なく必要な検査や治療を受けていただけるよう心がけています。また、定期通院されている方に対し、適切なタイミングで検査を実施し、病状経過の詳細なフォローアップに努めています。ほか、最近、多剤大量処方による弊害が、医学的にも社会的にも問題視されています。当院では、受診していただくごとに、その時点での処方内容が、現在の病状に本当に必要かどうかを適切に評価し、大量服薬による薬の飲みにくさや副作用を減らしていくことを考えています。
なお、当院かかりつけの患者さん、または、他院からの紹介患者さんで、循環器疾患を中心とした内科的な治療の継続が必要であるにもかかわらず、歩行困難や認知機能低下など身体的な理由により、当院への定期通院が困難な方を対象に、訪問診療も実施しています。
また、感染を疑う方に対し診察室内での診療を制限したり、専門外である等当院での対応困難な訴えのある方に対し他院受診をお勧めしたりする場合があります。